クールでギャルなオシャレ番長みちょぱこと池田美優をブランドミューズとした「バイファー(BYFAR)」が2017年秋にデビューするも、2018年4月30日を持って閉店した。オープンからわずか半年余りのスピード閉店。
以下デビュー前のニュース記事
モデルのみちょぱこと池田美優をブランドミューズとしたウィメンズブランド「バイファー(BYFAR)」が今秋デビューする。ギャルカルチャーにフォーカスし、カジュアル・モード・コケティッシュを軸に新しいギャルのスタイルを創る。
大人気ファッションモデルであり、10代のファッションリーダーとも称される彼女が満を持して関わるブランドにも関わらず、わずか半年で閉店するというミラクルが起きた。
というか、ブランドを手掛けるプロデューサーとかデザイナーではなく、「ブランドミューズ」って一体なんなのだろうか?
ミューズとはファッションブランドのイメージを象徴するモデルの事です。マイケルジョーダン=ナイキのようにその人の存在でブランドのイメージ・価値を形成して、世の中に広める役割をミューズといいます。
イメージモデル、らしいようだ。ぶっちゃけこの時点で微妙すぎる.....。
ミューズなどという明らかに世間一般的に理解されないマーケティング手法が痛手となって、売れなかった(おそらく)のではないだろうか。
インフルエンサー時代において、ファッションアイテムを売るためのツールとしてSNS(人)での影響力は絶大なわけであるが、BYFARではそこが当たらなかった。これはひとつ明確な答えが出たように思う。
ブランド人の影響力を働かせるにも、そもそも本質として「ブランド自身の価値」が無ければ無意味だということ。ゼロに何を掛け合わせてもゼロのままなんだろうな、と。
(みちょぱはファッションシーンでも人気がある、という前提での話しだが.....そもそも人気あるように映っているのはウソ!?)
ブランドとしての本質的な価値、これすら持ち合わせていないブランドが、付加価値ばかりに走っても無意味であることは間違いなさそうである。
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