無骨、男臭い、ワイルド、やんちゃといった「男らしいファッション」の代表的な雑誌であるRUDOが休刊するようだ。いまや雑誌名にあやかって、ルード系ファッションというジャンルが確立されていただけに、個人的にも驚きです。

よく雑誌でもピックアップされているブランド「CALEE」「COOTIE」「NEIGHBORHOOD」「RATS」なんかは個人的にも好きなブランドです。ルード系の中でも、硬派というか、ブランドとしてのポリシーがアイテムに色濃く反映されているところが「男心」を刺激してくれるブランドではないかと思っています。

この「ルード系」という言葉も雑誌の休刊とともに死語になっていくわけですが、上述の通りルード系にカテゴライズされているブランドが好きな自分にとって、この「ルード系」という定義が実は良く思えていませんでした

なぜかというと、ルード系の中に「ロックとかパンクのバンド系」「夜(ホスト、キャッチ)の感じ」「ギャル男、お兄系ちっく」な雰囲気のブランドも結構カテゴライズされていて、ある意味同じくくりにされているからです。

これ、まじで嫌なんです。実際に雑誌を見てもらえればわかると思いますが、僕が好きなブランドと上述で述べた雰囲気のブランドって全然違うんですよね。人物で言うと、長瀬とかケンコバなんですよ好きなのは。これに全然あてはまらないテイストも含まれてしまっているのが嫌で嫌で.....。

とはいえこればっかりは、「ルード系」としてくくられてしまっている以上、どうしようもないんですが.....。CALEEとかネイバーフッドとか好きな人だったら、この気持ち分かり合える自信ありですw

具体的に表現すると、

・Vネックにテーラードジャケット、UネックにライダースJKT、スキニ―パンツにエンジニアブーツ合わせるようなロックテイストのファッション

・上下ともピチッとしたシルエット、ラメが入ったチェックシャツ、派手なシルバーアクセサリーで髪染めてしょうもないヘアスタイルしている、夜の人っぽいファッション

・スカル、イーグルなどのワッペンや、ダサい刺繍が入ったシャツ、とんがり気味ブーツ、トップスをピチらせてるようなお兄ノリなファッション

とは別なんです、僕らが好きなブランド、ファッションシーンは。ストリートでもあり、アメカジでもあり、ワークでもミリタリーでもある、的なそんな感じなんです。

何か明確にすみ分けられる言葉の定義が必要ではないでしょうか。