アパレル販売員とかショップ店員と呼ばれる職業の給料が低いのは有名な話であり、事実です。
給料が手取りで20万を超えないことは当たり前で、同じく薄給の美容師業界とよく横並びにされる職業でもあります。
つい最近もこんなニュースがありました。
女性を中心に一定の人気を誇る仕事だが、「給料が低い」という昔からの業界ネタですね。
この話題に対して「アパレル業界が悪い」とか「業界の課題です」とかマウントを取って語るようなことはしませんが、販売員の薄給の背景にある実情というか裏話的なことを書いてみたいと思います。
ぶっちゃけ誰も言わないから言いますが、ショップ店員が薄給という実情だからこそ、
・需要が生まれる市場がある
・逆に超稼いでいるショップ店員がいる
という実態を教えましょう。
アパレル販売員と密に関係のある夜の業界
それは、水商売です。
キャバクラ、ガールズバー、ラウンジといった夜の仕事を掛け持ちしているアパレル販売員はめちゃくちゃ多い!
数字的なエビデンスはありませんが、僕の感覚値的にかなり信憑性あると思っています。
というのも、たまーにキャバクラなど夜の店に飲みに行くことがありますが、その際「昼はショップ店員やってます」という女性に高確率で遭遇します。
むしろ、(若い子がキャストであるお店前提ですが)大学生もしくはショップ店員層が夜のお店を支えていると言っても過言じゃないような気さえします。
しかも個人的に意外だったのが、ギャルブランドのようなショップ店員に限らず、ナチュラル系ファッションのような一見、水商売とはかけ離れたイメージのブランドのショップ店員がキャバ嬢だったりもするんです。
(これは女性に対する男の勝手なイメージだと痛感...現実は違いました)
そして、夜の仕事を掛け持ちする理由の大半は、「昼の給料が低いから」です。
夜の方が稼いでいる人もいる
人によっては、昼のアパレル販売員としての給料よりも、夜の仕事の給料の方が高い人は、ざらにいるはず。
昼は手取りは20万いかないけど、夜だったら20万は超える、という女性に実際会ったことあります。
というか、週3くらい夜の仕事入れば、20万なんて超えるんじゃないでしょうか?
昼の薄給を支えているのは水商売かもしれない
異性相手だけど同じ接客業だし、見た目に気を遣う仕事である点も踏まえ、偏見ではなく、薄給であるショップ店員と水商売は紐づきやすい。
ですが、この「昼の薄給の仕事」をもっと広義的に捉えると、ショップ店員に限った話ではないわけですから、水商売ってある意味、こういった人たちの新たな雇用を創出し、薄給職の女性の受け皿にもなっているともいえます。
こういう実態について、アパレル企業の経営者はどう思うんですかね?
アパレル企業の経営者たちだって夜の店で遊んでいたら「昼はショップ店員やってます」という状況に遭遇している人いると思うんですよね。
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要するに「時間の切り売り=日々の貴重な稼働時間を、ひたすら ”潰しのきかない希少価値に乏しいハードルの低い技能” の対価として売り渡す生き方です。