「心から満足できる人生を送る」「人生を思いっきり楽しむ」、誰もがこんな人生を送りたいと願うものです。
では、一体どうしたら人生を満足のいくものにすることができるのか?
このような疑問や悩みにぶつかる方がいるかもしれませんが、はっきり言って、こんな壮大な問いに明確な答えがあるとは思えません。
所詮は「人それぞれ」なわけですから。
しかしながら、「人生を満足のいくものにする」ために非常に重要な ”ある視点” があることは確かだと思っていて、その辺りを書いてみます。
よく語られていることをおさらい
まずは、「人生を満足のいくものにする方法とは?」的な内容でよく語られることの代表がこちら。
・自分の思う通りに生きなさい・本当の自分を見つけなさい・周りを気にしてはダメです・日々を全力で生きてください
そして、締めの言葉によーくあるのがこれ。
まずは、あなたの本当に求めている人生とはどんなものか明確にしてください。それからがスタートです。
これ、ありきたり過ぎて、なんとも浅くないですか...。
こういうのって、自分の中でよーく考えて答えが出た後が「ようやくスタートですよ」と言っているようなものなので、到底スタートできるわけがありません。
だって、そもそも考えつかないから悩むわけですよね?
ほぼ意味をなさない言い回しだと思います。
人生を満足のいくものにする方法がこれ
人生を満足のいくものにするためにとにかく重要なことは、裁量権を広げること。つまり、コントロールの範囲を広げていくことです。そのために「わたしたちが思っているよりもずっと世の中は柔軟で、意外と結構な範囲までコントロールができる」とうことを、経験から学習していってください。
非常に重要な ”ある視点” とは、自分自身の裁量権を広げるということです。
裁量権とは、自分の考えによって処理できる権利のこと。
裁量権を広げることそれはつまり、自分自身でコントロールできる範囲が広がることに直結します。
これは、勝間和代さんの本「勝間式超コントロール思考」に書かれていたことです。
”裁量権がない” というのは、
・自分の考えで仕事/行動ができない
・責任を持たせてもらえない/持てない
・自分の人生に決定権がない
こういうことです。
一方で ”裁量権がある” というのは、
・自分の考えで仕事/行動ができる
・責任を持たせてもらえる/持てる
・自分の人生に決定権がある
ということであり、
どちらの状態が「心から満足できる人生を送る」「人生を思いっきり楽しむ」ことに繋がるかは明白ですし、これらは仕事でもプライベートでも同じです。
このように、裁量権を広げること。つまり、コントロールの範囲を広げていくことができるか、できないかによって、人生の満足度に雲泥の差が生まれます。
今回、「人生を満足のいくものにする方法」として、勝間和代さんの本「勝間式超コントロール思考」からとてもわかりやすく参考になる言葉をピックアップしました。
この本は、日々の中で「自分自身とその周りの環境をコントロールすることの大切さ」が学べるライフハック本としても、おすすめです。
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