2019年4月26日にCALEE (キャリー)が、ブランドとして初の通販サイトをオープン。

今までネットで買うには、地方のセレクトショップがやっている通販サイトで買うしかありませんでしたが、いよいよブランド直営のサイトから買えるようになります。

(一時期、ZOZOTOWNでも売っていましたが)


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Web store open from April 26th. #calee #caleewebstore

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今や洋服をネットで買うなんてことは当たり前ですが、昔からある尖ったストリートやアメカジブランドは、未だに自前で通販サイトをやっていないこともあります。

CALEEもその中のひとつでしたが、いよいよ始動です。

これは個人的な憶測ですが、尖ったかっこいいブランドって、直営店や全国のセレクトショップ(卸)を優先しているため、公式通販サイト上はラインナップが充実していない印象です。

これが、ブランドとしてのブレない在り方なんだと思います。



地方のセレクトショップは厳しくなりそう

とはいえ、ブランド側が直で通販サイトをやると、少なからず地方のセレクトショップには影響が出るのではないでしょうか。

僕の実体験で話すと、都内住みですがCALEEは、ほとんど地方のセレクトショップで通販しています。

たまには、渋谷にある本店 STEWARDS LANE に足を運んではいますが、発売のタイミングで確実に買えることや、ポイントの恩恵を受ける通販の方が比率は圧倒的に高いです。

もう閉店してしまったようなんですが...僕は、埼玉の大宮にあるリアルジャムというCALEE取り扱い店のヘビーユーザーでした。

だいたい発売日当日にサイトへアップされるし、何よりポイントが購入価格の5%還元だったので、CALEE買うならまずはリアルジャムと決めていたくらいです。

(このリアルジャム、気づいたら閉店してました....。しかも、事前アナウンス無しに閉店されたので、貯めていた15,000円くらいのポイントがムダになってしまった....。)

おそらく、僕みたいに地方のセレクトショップの通販派って多いんじゃないでしょうか。

なので、公式側のサービスレベル次第ではありますが、公式通販サイトに流れることは大いに考えられることですよね。



この波はどうなることやら

ブランド視点では、卸じゃなくて直販で販路を広げていった方が儲かるわけです。

でも、CALEEのようなブランドって、僕らが普段ニュースで目にするようなアパレル大企業とは、ビジネスモデルも思想もまったく違います。

卸先を仲間のように捉えて、 ”ブランド価値” が何より際立っています。

とはいえ、地方のセレクトショップが衰退していっている現実も受け止めなければなりませんので、ブランドとしての在り方は常に考えさせられるものがあります。