ユニクロからヴィンテージデニム好きにもおすすめできる、本格派セルビッジデニムが登場しました。

しかもストレッチ入りという、現代版のハイスペックヴィンテージデニムなんです。

デニムにストレッチなんて邪道だ!という人にも必見な仕上がりです。


ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ
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現代版ヴィンテージデニムに唯一足りなかったもの

巷のセルビッジデニムに足りないものそれは、快適な穿き心地です。

機能的にいうと、ストレッチ性ですね。

数年前から、ヨーロッパファッションを中心としたドレスやきれい目の細身シーンでは、ストレッチ入りのデニムが当たり前になりました。

(ぴたぴたの細見シルエットですから、 ”ストレッチ” は必然的な機能ですよね)

ストレッチ機能のあるデニムは、ポリエステルやポリウレタンといった化繊が使われています。

一方、アメカジやワーク系ファッションシーンでは、デニムにストレッチなんてタブーな存在です。

デニムが綿100%以外であることなんて、邪道なわけです。

(自分も、綿100%ではない、ストレッチ入りのデニムなんて許せなかった人間のひとりです)

アメカジやワーク系ファッションシーンでは、厚い生地で、綿100%国産のセルビッジデニムが正義であるかのような存在です。

こういった一種のこだわりこそデニムの醍醐味であることは、自分も通ってきたのでよくわかります。

しかし、もっぱら今は機能性のあるアイテムを着用していて、どちらも経験したうえでの率直な答えは、旧来型のデニムは、やはり窮屈です。

正直、自分はもう旧来型には戻れません。

とはいえ、スキニーパンツを中心としたドレスファッションは、自分の好むファッションではないので、この辺りのデニムをチョイスすることはありません。

機能性はありつつも、ヴィンテージテイストのデニムを求める。これはこの先も変わりません。

現状でいうと、DEEPER'S WEAR(ディーパーズ ウェア)のハイキックジーンズを愛用していて、今のところ僕の中では、ハイキックジーンズが現代版ハイスペックヴィンテージデニムの筆頭という位置づけなんですが、今回のユニクロのストレッチセルビッジデニムがどこまで迫れるか楽しみです。





ユニクロのセルビッジデニムは、他のブランドが作ろうとすれば2万円くらいの価格になるといわれている

そろそろ2本目のハイスペックヴィンテージデニムが欲しいと思っていたところで、ユニクロから待望の ”セルビッジでありながらストレッチが効いたアイテム” が登場しました。

ユニクロを中心とした、メンズのファストファッションシーンで有名なMB氏いわく、ユニクロのこのクオリティのセルビッジデニムを国内のデザイナーズブランドが作ろうとすれば、2万円近くなる可能性がある、と仰っていました。

これは「数を作れる」ユニクロだからこそ実現できることでもありますが、とはいえストレッチセルビッジスリムフィットジーンズの価格が、3,990円は驚異的です。


「デニムには強いこだわりがある、けどやっぱり窮屈からは解放されたい」そんな方には本気でおすすめ

・デニムは経年変化を楽しめるヴィンテージ感あってこそ

・けど、やっぱりこれまでの綿100%では窮屈

こんな方には、ユニクロのストレッチセルビッジスリムフィットジーンズは、超おすすめ!

セルビッジデニム特有の、粗野でドライな生地感で ”ヴィンテージ的雰囲気” を好むこだわり派にとっても、納得の仕上がりです。


(まだ裾上げに出したままで受け取れていないのですが)

僕は、このデニムを試着した瞬間、購入を即決しました。この値段でこのクオリティはやばいな、と。

購入に際して、細身よりも多少太めのパンツが今の気分である僕なりのこだわりポイントは、ワンサイズアップして、ちょっとゆるめのシルエットで穿く、です。

スリムフィットモデルということで細身なので、ジャストサイズのワンサイズ上をあえてチョイスしました。

そうしたことで、ストレートほどではありませんが、いい感じにちょいゆとりのあるシルエットになりました。

ちなみに、身長175/体重66の僕は、ジャストサイズは「32」ですが、「33」を購入しました。

パンツ太め派の方は、参考にしてみてください。

裾上げから受け取り次第、着用後のレビューもしてみたいと思います。