一人暮らしの場所選びで「憧れ」を重要視するのは危険です。

都内でいえば、新宿、渋谷、池袋といったビッグネームどころには、一度は住んでみたなぁと、考えることでしょう。

しかし、「一人暮らしで住む場所」ということを冷静に考えると、新宿、渋谷、池袋といった”人が多過ぎる駅”は避けた方がいいです。

以下、僕なりの”一人暮らしで人が多い駅には住まない方がいい明確な理由”です。




目的がないときに歩く人混みはストレスでしかない

当たり前ですが、平日・休日関係なく、日常的に”人が多過ぎる駅”を利用することになります。

想像してほしいのですが、目的(用事)があって人混みを歩くのと、目的(用事)がなく人混みを歩いている時では、感じるストレス度合いが全然違うのです。

基本的にターミナル駅のような”人が多過ぎる駅”には、

待ち合わせ、食事、買い物、デート、遊び、といった何かしらの目的があって行くところだと思います。

人は、目的のために行動している間には、ムダにストレスを感じることは少ないはずです。

しかし、住んでいるとなると、

会社からの帰宅や、休日ふらっと外へ出るといった、「目的のない状態」でも人混みにさらされるわけです。

ここで感じる人混みへのストレスは、すごいものです。

目的がないので、ストレスをダイレクトに感じてしまうのです。

(帰宅することが、モチベーションの上がる目的となる人は別かもしれませんが...)

試しに、なんの目的もなく”人が多過ぎる駅”を歩いてみてください。普段よりもはるかにストレスを感じるはずです。




自分のペースで歩けない

新宿、渋谷、池袋なんて、まず自分のペースで歩けません。

僕は特に過敏なのかもしれませんが、一人暮らしの身分なのに、わざわざこんなにも自分にブレーキを掛けなければならない日常はごめんです。




憧れは捨て、行く場所と住む場所は分けましょう

例えば、都内でよく行く場所が新宿だったとして、どうしても近くに住みたいのであれば、

西新宿

代々木

新宿御苑

を選択するのが賢いと思います。

徒歩圏内にも関わらず、新宿に比べて人の数が圧倒的に少ないです。

行く場所と住む場所を冷静にすみ分けることが、一人暮らしの場所選びには重要です。