おしゃれな服を着て、おしゃれなコーディネートをして、ファッションで「かっこつけたい」「モテたい」そんな悩める男たちにアドバイスです。
多くの男たちが、ファッションを勘違いしています。
1.モテるためのファッションがダサいと理解する
そもそも、おしゃれの目的が「モテる」「女子ウケ」などと、第三者の”ため”であることがダサさの始まりです。
「おしゃれ メンズ ファッション」でググって見てください。
大体モテることが目的となった、アイテム紹介や着こなしが紹介されていると思います。これらを実際に見てみて本当に、おしゃれだなぁとか、かっこいいなぁと思えますか?
世間一般的に、ダサいとかキモいなどと言われてしまう着こなしに該当しています。
まずこれだけは覚えてください。上述のような打出し、表現のファッションはダサい、ということを。
2.みんなファッション童貞である
上述の1.で述べたことを理解も認識もできていない人は、まさにファッション童貞なんです。
元々ファッションやおしゃれということに対して、「わからない」「どうでもいい」「気にしない」という無頓着だった人は、いざという時に安易な情報に流されてしまうのだと思う。
その結果、1.で述べた「おしゃれ メンズ ファッション」とググったら出てくるような情報を鵜呑みにしてしまい、結果的にダサいファッションを身にまとう羽目になるのです。
こんな程度で自分を「おしゃれだ」「モテる」と思っているようではアウトです。
例えるなら、好きな女性を抱いたこともない素人童貞が、AVを必死こいて見て得た知識やテクニックだけで、風俗嬢に偉そうにしているようなものです。
こんなのモテるわけありません。ましてや同性からしてもダサい。
またWEBに限らず、ファッション誌を”おしゃれの教科書”であるかのように見ている人も危険です。
当然ながら媒体上で表現されているのは、”見せ物”です。最近特に思いますが、メディア上の見せ方などにリアリティをまったく感じられなくなりました。
あくまでも、メディア上のことすべてが正しいとは思わずに、冷静に俯瞰して見るようにしましょう。
3.ファッション童貞を卒業するには
ファッション童貞は、単純な情報を鵜呑みにするため、陥りやすいワナがたくさんあります。むしろそうであるからこそ儲かっているマーケットもあるわけです。
(実際に、モテワードを謳った低価格帯のお店なんかは売れているのではないでしょうか)
では、ファッション童貞を卒業するにはどうしたらよいか?
まずは、
ファッションなんていかに自分が気持ちいいか、気分があがるかが大事である、ということを理解することです。
恋愛脳的な「異性ウケを狙わなければいけない」というのは、世間の悪しき風潮です。
少し哲学的な言い方をすると、ファッションとは「自分自身の意識に影響を与えるツールや道具であり、自分を知り、自分を引き立たせるもの」です。
背が低い人、背が高い人、太った人、やせた人、筋肉質な人など様々な人がいる。アメカジが好き、キレイ目が好きなど、様々なファッションジャンル、スタイルがあり、その中のどれかが好きな人がいる.....。
こんな現実において、ファッションが「モテるかモテないか」といった二項対立のような単純な議論でしかとらえていない時点で、センスを感じない。
自分自身が一体どうありたいのか?まずは自分自身を理解してください。
現時点で僕が思う、ダサいとおしゃれとはこういうことです。
ダサい ⇒ 自分自身を理解していないため、洋服を着せられている
おしゃれ ⇒ 自分自身を理解していて、洋服を着こなしている
洋服を着せられているのではなく、着こなしている。その様がおしゃれでかっこいいのだと思う。
まずは、ファッション童貞であることを認識して、童貞卒業の一歩を踏み出してほしい。
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コメント
コメント一覧 (3)
具体的って求める事自体が、そもそもマニュアル的で自分自身と向かいあってない薄っぺらい+他力本願=ダサくて中身がない人というような事を主の方は言いたいのではないのでしょうか?
多分、自分が良いと思ったものを着て、それに見合うだけの人間性や社会的な評価が得られる人になっていれば、素敵に見えるよ。って事が仰りたいのではないのでしょうか?
何かを選択する行為自体にその人が現れるというか…。
他人の評価を気にするのでは無くて、自分がどうありたいかを外見も内面的にも磨かないと着られてしまうよっ。
という風に解釈して、自身の価値観に自信が持てるように頑張ろうとわたしは思いました(^ ^)