私服でもスポーツウェアとしても使える、ファッション性抜群の機能系ブランドをご紹介。スポーツシーンだけでなく、ファッションアイテムとしても人気が出てきている注目ブランドたちです。

特にランニングやトレランをはじめとしたアクティビティを背景にした「機能服シーン」がこれからファッション界で流行る予感です。

本記事は、ウェアだけでなく、キャップからソックス、シューズやサングラスまで全身を網羅できる内容になっています。

スポーツ量販店で泣く泣くおしゃれじゃないスポーツウェアを買っていた方たちの悩みを解決してくれるブランドたちを厳選してお届けします。



■Mountain Martial Arts(マウンテンマーシャルアーツ)
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トレイルランニングやランニングをメインにアクティビティのある生活の楽しさを提案するブランド、通称MMA。

トレラン界のおしゃれウェア筆頭ブランドといってもいいMMAは、「 スポーツには人生を変える力がある。そして、デザインには心を豊かにする力がある」という想いから誕生したブランド。

デイリーにも使えるデザイン性の高いスポーツウェアを展開しており、まさに僕らが求める普段使いも可能にしたファッション性を兼ね備えたブランドです。




■HUNGERKNOCK ORIGINALS(ハンガーノックオリジナルス
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ブランドの代名詞アイテムがツバが短いキャップ、その名も「Tsubatan cap」である。スポーツブランドから出ているランニングキャップとは一線を画したストリートテイスト感満載のデザインは、絶大な人気です。

はじめて知る方は驚くかもしれないが、毎回即完売し、ヤフオクなどでは倍以上の値段で取引される、いわばSupremeのような「カリスマブランド」なんです。僕もはじめてハンガーノックを知ったときは、アクティビティシーンでまさかこんなブランドがあるなんて....という驚きがありました。




■FRANK & MORRIS(フランクアンドモリス
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「理想は高く、見た目はゆるく」をモットーに、というなんともキャッチ―なブランド。アイテムを見て頂ければわかるが、ランニングだけに着用するのはもったいなくらいのデザイン性である。

いかにもなスポーツウェア感を完全に排除し、日常のファッションの主役アイテムとしておしゃれを楽しめるブランド。私服でフランクアンドモリスを着ていれば、スポーツをする時にわざわざスポーツウェアに着替えることなく、そのまま走り出せてしまうのである。




■NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス
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ノースフェイスを扱うゴールドウイン社が展開するライフスタイルを意識した、デザインや機能性の高い商品を扱うショップブランドです。

外苑前と日比谷ミッドタウン内にお店を構えており、都会的な洗練されたデザインが最大の魅力です。オリジナル商品のベースが、ノースフェイスで使われている素材であったりするので、クオリティが高い。

特にアウターやバッグなどは、デザイン・機能性共にレベルが高いです。




■GYAKUSOU(ギャクソウ
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もはや説明不要でしょう。UNDERCOVERの創設者であり、ランナーでもある高橋盾がNIKEとタッグを組んだブランド。ランニングというスポーツシーンに初めて「ファッション」という価値をもたらしたのはギャクソウではないかと思う。

Supremeまでとはいかないが、人気アイテムは発売と同時に完売してしまうため、中々手に入れられないレア感がある。ギャクソウを着てランニングをするなんてある意味贅沢であり、一目置かれることは間違いない。




■HOKA ONE ONE(ホカオネオネ
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ブログの中でも何度も書いているホカオネオネ。ランニング時にとどまらず、機能服ファッションの足元は、ホカオネオネ一択でいいと思う。

ランニングシューズといっても、結局はナイキやアディダスやNBなど大手有名スポーツブランドのアイテムが王道であるが、その勢力図を塗り替える可能性がホカにはあると僕は思う。

どこのブランドにも無かったこのルックス、そして最大の特徴である厚底が絶妙な雰囲気を解き放っている。本気のフルマラソンやトレランシーンからファッションシーンへ躍り出てきたこの勢いは、これからも加速していくに違いない。




■ciele(シエル
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ファッション性を兼ね備えたランニングキャップブランド。ランニングキャップというと、形が浅くて、ブラックやグレーといった地味でダサいものしかなく、多くの人が悩まされていたのではないだろうか。そんな人たちにとっては、願ってもいないブランドこそシエルである。

これは実際に僕の実体験だが、フルマラソンに前泊付きで挑んだ際、私服にシエルのキャップを合わせて観光し、当日のフルマラソンもそのままシエルのキャップを被り走った。このように、ファッション性があるため普段使いも含め、オンでもオフでも被れる一石二鳥なキャップブランドです。




■Eyevol(アイヴォル
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クラシックで普遍的なデザインをベースに、いかにもなスポーツサングラスとは違う、街に溶け込むデザインが魅力である。機能に関しては、「着る眼鏡」をコンセプトに掲げる「EYEVAN」から派生したブランドであるので、スポーツシーンにもばっちり対応。

というか、スポーツサングラスでありながら、それを忘れさせてくれるこの見た目がファッションアイテムとしての高いポテンシャルを感じさせてくれる。




■balega(バレーガ
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「究極のストレスフリーソックス」という異名持つバレーガのソックスは、本当に最高の履き心地である。適度な厚みのある生地で、つま先がシームレスとなっており靴の中でのゴロツキが一切ない。

ランナーのためのソックスではあるが、見た目がシンプルなスニーカーソックスタイプであるので、日常生活で使うのも大いにあり。仕事で長時間クツを履き続けなければいけない人には、是非バレーガの快適さを味わって頂きたい。

ソックスでさえスポーツアイテムとなると、派手な柄物ばかりで、シンプルなアイテムを探すのにも一苦労している人は多いと思う。この問題に直面した僕が探しに探してたどり着いたのがバレーガのソックスであるので、自信を持ってオススメできる。




※※※
ここまでご紹介してきたブランドたちが、現在のアクテビティシーンにおいて旬であり、ファッション性をあわせ持ったおしゃれブランドたちである。これからこういったブランドたちによって創られていく「機能服シーン」は、ファッション市場に新しい波を起こしていくに違いない。

アクティビティシーンをデザインの力で盛り上げていく志(こころざし)を持つブランドたちが起こしていくムーブメントは、僕らユーザーが求める需要とマッチしないわけがないのである。