副業候補に必ず挙がってくる転売(せどり)。本気で稼ぎたいなら古物商を取ってしまうことをおすすめします。
そんなおすすめの古物商について、実際に古物商を持っている僕の実体験を交え、「取り方」から「儲け方」すべて公開します。
古物商に興味のある方、古物商で本気で儲けたい方、それから転売で稼ぎたい方にとっては、有益な情報です。
※こういう情報って、今やほとんど有料じゃないと読めなくなってきていますが、僕はガチ情報を無料公開しますので、みなさんの参考になれたら幸いです。
古物商許可証の取り方
まず、古物商には「古物商許可証」が必要です。
いわゆる免許です。
この「古物商許可証」を取るためにまず行うことは、ご自身が住んでいる地域の管轄である警察署に、
「古物商許可証を取りたいのですが」
と電話を入れることです。
意外かもしれませんが、スタートはこれです。
すると、担当部署へ電話が繋がれ、古物商許可証取得までの流れを指示されますので、その通り対応していけばOK。
僕の場合は、「一度警察署に来て話を聞かせてください」ということで、警察署へ出向く流れでした。
警察署では、
・どういう理由で古物商許可証が必要なのか
・個人か法人か
・どういった物を扱う予定か
といった、初歩的なことを聞かれるだけですので、普通に考えていることを話せばOKです。
(個人で商売して稼ぎたい、こんな理由でもちろん問題ありません)
その後、以下の書類・お金の用意が必要になります。
・古物商許可申請書一式・収入証紙代(19,000円)
・誓約書
・略歴書
・住民票の写し
・身分証明書(運転免許証や保険証ではありません)
・登記されていないことの証明書
これらの必要書類とお金を用意できれば、古物商許可証が手に入ります。
いかがでしょうか、とっても簡単ではないでしょうか?
唯一ちょっと面倒なのが、「登記されていないことの証明書」の取得です。
これは法務局で発行されるので、わざわざ取りに行くのが面倒ではあります。
とはいえ、古物商許可証は、必要書類をそろえて19,000円払えばゲットできるもの。
なんら難しいことも大変なこともありません。
ちょっとした行動力と19,000円の費用があればOKです。
※一連の申請から古物商許可証発行までおよそ3ヵ月くらいかかります。
古物商での儲け方
1- 古物市場(せり)での仕入れ
古物市場にはどんな人が来ていて、初心者でも戦えるのか
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実際にどのくらい儲かるか?
古物商に興味を持つ多くの方は、「古物市場(セリ)」の存在が気になると思います。
古物市場ってどうしてもクローズドで怪しいイメージがありますが、実態についてしっかり書いていきます。
僕の経験上、転売で大きく稼ぐためには、古物市場への参入は非常に重要です。
古物市場の探し方
まず、どこでやっているか?を知る方法は、大きく2パターンあります。
①警察へ開示請求
古物商を取得すると、警察へ古物市場の開催情報を開示請求できます。つまり、どこでどんな古物市場が開催されているかを警察から聞くことができます。
②ネットで調べる
ネットで古物市場を検索するとけっこう出てきます(当たり前ですね..)。
一般的に古物市場の開催情報は公には非公開情報が多いようです。
(この、免許取得者のみにしか開示されないクローズドな世界感が怪しさを引き立てているんですね...)
とはいえまずは、ネットの情報で古物市場探しは十分と考えて良いです。
取扱い商品
古物市場は、会場によって取扱い商品のジャンルがある程度決まっています。
・ブランド物
・洋服
・骨董品
・家電
など、ジャンルで絞られていますので、ご自身の興味のあるものが取扱われている会場を見定めましょう。
初心者におすすめの古物市場
初心者におすすめしたいのが、ハッピープライス転売市場。
ここは、ガチの業者向けの古物市場ではなく、副業としての転売ユーザーも気軽に参加できる会場です。
僕自身何度か参加していますが、イメージしていたガチのセリ(ピリピリムード満載のような)ではなく、和やかな雰囲気の会場で、初心者の方には圧倒的におすすめ。
取扱い商品は、ハイブランド品がメインですが、一個何十万円もするような価格帯ではなく、数千円から高くても数万円で競り落とせるアイテムに絞らています。
ハッピープライス転売市場は、初心者でも安心して参加できる商品群が魅力な古物市場なんです。
古物市場にはどんな人が来ていて、初心者でも戦えるのか
経験値がない方にとってものすごく気になると思いますが、会場によって参加する層も違ってきます。
当たり前ですが、「古物商」を本業としている質屋やリサイクルショップの人たちにとっても、古物市場が重要な仕入れ先のひとつですから、それなりの市場ではプロしか戦えない場所もあります。
古物商自体は、企業でも個人でも取得できますが、戦う場所(仕入れ先)は、「初心者は初心者にふさわしい場所」を選ぶ必要がありますので、初心者はまず、上述のハッピープライス転売市場のような市場を選択すれば大丈夫です。
実際に行ってみると、この人は業者っぽいな、この人は初心者かな、なんていうことも雰囲気でわかりますので「的外れな場所を避ける」、まずはこれに尽きます。
あと補足として、プロが行くような会場は参加費数十万と高額です。
参加条件のハードルが高いところは、初心者が行くところではありませんから、サイトに載ってる前情報でこの辺りは察することができると思います。
実際のセリの流れ
ハッピープライス転売市場の実際の流れを書いてみます。
まず席に着くと、当日の出品物が順番に自分の席に流れてきます。
隣りからどんどん流れてくる出品物をチェックしたら隣りへ流していき、最終的に司会者の元へ流れ着くと、その商品と値段が読み上げられてセリがスタートする、一連の流れはこのようなものです。
(当日の出品物を事前に確認できるため、ここである程度自分が競り落としたいものを見定めることができてしまいます)
ちなみに、会場にはスマホはもちろん、PCも持ち込み可能です。
なので、その場で相場も調べることができますから、無駄に高値を掴まされる心配もいりません。
司会者の元へ商品が到着すると、司会者が「ブランド、商品名、スタート価格」を読み上げます。
すると、
参加者A:「5,000円!」
参加者B:「6,000円!」
参加者C:「7,000円!」
・
・
・
司会者:「もういないかな?」
司会者:「はい!じゃあ7,000円で決まりー」
こんな感じで、どんどん流れている出品物が捌かれていきます。
(みなさんが想像しているようなセリのイメージ通りかなと思います)
あとよく、セリにおける隠語みたいな言葉が使われるという情報がありますが、これはプロが戦うような市場だけの話しだと思います。
僕か行った初心者向けの会場では、隠語はありませんでした。
2- 儲けるために必要な知識
例えば、まったく骨董品に詳しくない人が、骨董品の市場に行ったところでムダです。
これは当然のこと。
さすがに、自分の中に何の判断基準も持っていないまま、適当な値段で買い付けて儲かるような甘い話ではありません。
しかし!
プロ(業者)レベルで知識を持っていなくても、ある程度稼げてしまうのが、古物商の醍醐味でもあります。
洋服が得意な人なら、ある程度の知識・相場観さえあれば、洋服の市場に行って十分戦えると僕は思います。
実際に、ハッピープライス転売市場では、上述の通り事前に出品される商品を見れ、スマホやPCで相場を調べることまでできます。
だから、ある程度の知識さえあれば古物市場で仕入れたもので儲けることができる、というのはマジです。
便利なツールを使って効率を上げる
プロレベルの知識はなくても、ある程度の知識と事前に調べることによって儲けられる、とお伝えしてきました。
「調べる」という行為は、一般的にヤフオクやメルカリ上で「過去にいくらで売れたか」を検索して調べると思いますが、より効率的に相場を調べられる aucfan (オークファン) を使うことをおすすめします。
aucfan (オークファン) は、ヤフオク!、Amazon、eBay、フリル、楽天など国内外のサイトに幅広く対応し、「短時間で効率よく物販収入を得る」「ネット物販を今から始める方」にとってマストで使うべき超便利ツール。
おそらく、転売をがんばってる人で使ってない人いないんじゃないかと言えるくらい有名なツールでもあります。
まずは、お試しレベルで無料登録はしておくべきでしょう。
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実際にどのくらい儲かるか?
これまで述べてきた、
で
を駆使したケースで言えば、
10万円分買い付ければ、転売で最低5万円は稼げます。
これは、実際に僕の実体験から言い切れます。
僕自身、そこまでハイブランドに詳しくありませんが、事前に相場観が調べられるので、儲からないわけがありません。
だいぶ強気に書いてますが、最低限のものを見る目・臭覚がある前提でいえば、買い付けの10万円が赤字になることは、まずないでしょう。
理由は、古物市場はとにかく安く仕入れられるから、これに尽きます。
転売は、何より仕入れが命。
古物市場以外の仕入れ先というと、リサイクルショップや古着屋、フリマやセール品などの掘り出し物になりますが、費用対効果や生産性といった観点において、古物市場の方が圧倒的に上回ります。
古物商を取り、古物市場に参加できれば、「お金を稼ぐ」という部分においては、僕の経験上イージーゲームだと思っています。
転売を正しく理解する
ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリが流行り、「転売」という行為が一般的になってきましたが、正しい理解は必要です。
なぜなら「知らない間に違法行為」をしていることになりかねないからです。
転売目的で購入した商品を売るという行為を「転売」と言いますが、この行為自体に「古物商」の許可証が必要です。
一方で、自分で使っていた、あるいは自分が使用しようと思って購入したが気に入らないなどの理由で売る行為には、「古物商」の許可証は必要ありません。
つまり、古物商を持っていない人が、転売目的で購入した商品を売るという行為 = 「転売」は、すべて違法となります。
※ですので、転売で本気で稼ぎたい人は古物商を取るべきなんです。
とはいえ、まじめに古物商を取って転売している個人は少ないのが現実。
それは、
「転売目的で購入した商品を売る」
「自分が使用しようと思って購入したが気に入らないなどの理由で売る」
って、当事者の言い方次第でどうにでもなるから。
要するに、転売の定義が曖昧なため、グレーゾーンの状況で多くの人が転売をしているわけです。
むしろ、グレーゾーンだということすら知らずに、転売をしている人がほとんどなのが現実でしょう...。
今さら「転売するなら古物商を取りましょう!」とは言いませんが、
古物市場に興味がある
転売で本気で稼ぎたい
このような志を持っている方は、古物商許可証を取るべきです。
なんと言っても取得したことによるメリットの方が圧倒的に大きいですから。
※最後に
稼げますが、これだけは理解してください。
転売ビジネス含め、在庫を持ってものを売ることの最大のデメリットは、販売するまでの一連の作業にあります。
ものだけの価格差で見てしまえば儲かるのですが、これらの作業も含めた上で「儲かるのか?」を自分の中で整理しておきましょう。
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