GU、ユニクロ、しまむら等のプチプラファッションを中心としたアイテム、コーディネート紹介を行うインフルエンサーがいる。ファッションシーンのインフルエンサーというと、元モデルや元カリスマ店員といった「いかにも」な人物が多い中、いい意味で素人感のある「身近な存在」的な人物もいるんです。

その方が「プチプラのあや」です。WEARフォロワー45万人、インスタフォロワー22万人、Youtubeチャンネル登録14万人と絶大な人気を誇るインフルエンサーである。

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元々アパレルの方ではないのだが、「誰にでも好感を持ってもらいやすい服装」という独自のコーディネート理論に共感するファンがSNSで増えていったとのこと。

僕も彼女の動画やコーディネート見てみたが、確かにこれはマスうけいいんだろうなぁと感じた。決して(ちょっと失礼ですが、、)モデルやブランドの人的なプロ感は感じないのですが、逆にそこに親近感(AKB的な)を得られるところがツボなのだろうと思う。

僕は男ですが、ファッション業界を知る者として客観的に見てそう思いました。

攻めてる市場が「誰でも買えるファストファッションブランド」で、紹介している着こなしも「誰でもできそうなコーディネート」っていうところがまさにミソなんじゃないかと。

ぎらついたゴリゴリのモデル系とかに憧れる女性がいることはもちろんですが、親近感のある自然体に魅せられる女性もいますよね。どちらかというと後者がパイとしては多いのが現実ではないでしょうか。

そういった側面も含め、彼女自身が幅広い女性にウケそうな雰囲気の女性じゃないかとも思う。

そして、インフルエンサーから自身のブランドを持つという絵に描いたようなストーリー。ZOZOにもオープンしているようですが、人気出そうですね。

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ここまで、プチプラのあやさんを取り上げてきましたが、こういった事実を踏まえて思うことは、自分が持つ「価値」を発信し高めていくことがいかに大事なことであるかがわかる。

SNSというものが個の価値を最大化できるツールとして圧倒的な存在になった今、自分の価値を資産化していく意味でも、発信し続けていくことが大事であることを目の当たりにした。