スーツでも私服でも裾がだぼついているのはNGです。ファッションに興味がない人でも「着こなし」は意識する必要がありますよ。「着こなし」というワードって、イコール「おしゃれする」とか「ファッションにこだわる」の言い換えのように解釈されているように思いますが、これは全然違う。

「着こなし」って「ルール」に近い意味で解釈されるべきであると僕は思う。

スーツには当然ながら着こなしにおけるルール(良し悪し)がある。同様に私服にだってあるべきだと思う。ただ、ここで誤解してほしくないのは「スタイル」そのものを良い、悪いに選別するということではない。ストリートスタイルはOKだが、BボーイはNGである、というようなことを言いたいのではない。

具体的にピックアップすると、冒頭で述べたように「裾が長いパンツを穿く」のは着こなし的にNGであるということ。少し言い方を変えると、買ったときに裾が長いのであれば、裾上げをしてから着用しなさい、ということ。

オシャレの前に「着こなし」が良くない代表例が、上述のことであることが非常に多い。どんだけ洋服に興味がなかろうが、人間社会において洋服を着用しなければならないのだから、ある種のルールとしてちゃんとしてほしいと思う。

裾が無駄に長いのであれば適正な長さに裾上げまでしてから穿いてください

この「適正」に対して細かい指定なんかはありません。長すぎるのがダサいという感覚的な話です。世の中がこれにすらピンとこない感覚であれば、学校とかの教育のひとつに入っていてほしいとさえ思う。

完全に持論ですが、学生服って悪だとおもうんですよね。学生服とかユニフォーム含めた制服って「着崩して着ることのカッコよさ」みたいな風潮があると思う。

この感覚のまま、スーツやファッションシーンにまで持ち込まれているケースがあり、結果的に「着こなし」というルールを乱しているのではないかと思う。

意識的にオシャレしないのは構わないが、「着こなし」は意識しましょう。