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投資の本かと思いきや内容的には超ためになるビジネス書です。判断とか決断とか価値など社会で生きていくうえでとても勉強になる一冊です。


ひふみ投信の藤野氏の一冊


投資バカの思考法
藤野 英人
SBクリエイティブ
2015-09-11


ひとつの視点で見ている限り本質は理解できない。右から左から、上から下からと物事を立体的に捉えることが大切。本質を見るためには、インプットを変えて視点の数を増やす。
素晴らしい言葉ですね。この一文の中にすごく重要なことが凝縮されています。ものごとを見る上ですごく大事なことではないでしょうか。



投資は美人投票

ついつい自分が自分がと視野が狭くなりがちですがこれ大事ですね。
投資は美人投票。「自分が」よりも「多くの人が」どう思うのかを考える。
主観と偏見を捨てることは難しいが、多くの人がどう思うかをイメージできれば素直な心に近づくことができる
判断において「我」に縛られていてはいけないということを教えてくれています。



決断とは手放すこと

いやぁこれは心に響く言葉!
「投資をしない」は「リターンを得る機会を捨てる」決断である。
何かを決めるときは何かを断つ覚悟が必要だし、その覚悟が無ければその決断はいい方向に繋がらないでしょう。捨てられない人は決断できない人。
決して投資の世界だけの話しではなく、仕事や私生活においてもめちゃくちゃその通り!無難・平穏・挑まない・波風立てない、ってな生き方を見直さなければいけないと気付かさせてくれる内容。



好き嫌いで決めることは合理的で高度な技術
好き嫌いで決めるのは感情的で良くない、と思われるが、消費行動は「好き嫌い」で決まることが多い。「好き嫌い」は実はとても合理的で高度な決断軸である。
確かに!あれこれ理由付けはいくらでもできますが、結局のところ本質的な判断材料は「好き嫌い」でいいのです。好きか嫌いか、って最もシンプルで人間的な感性ですよね。



変動する事に価値が生まれる

これも本当にしびれる言葉です。
何かを始めるとき、期待通りの結果にならない可能性もある。けれどリスクのない行動に価値は生まれない
リスクを追わずしてリターンなし。まさにこのことですね。苦しい練習や努力を重ねて、適度に休んで、結果的に右肩上がりで実力が付いていくものですよね。



大切なのは買値(過去)ではなく時価(現在)

投資初心者の自分はこの言葉を常に意識しています。
投資で大切なのは「時価」=「今の市場価格」で考えること。
「今の価格をどう評価するか」であって、「いくらで買ったか」は関係ない。
今のその銘柄を買わないと判断するのであれば即、売却すべき。時価が買うべき値段でないなら保有する理由はない。
下落すると「やっちゃったかな」「もうだめかな」とつい買った時の値段との比較になって簡単に不安に陥っていました。しかし、この言葉を意識することで冷静に「今の価値はどうか」という判断軸を持て、安易に不安になることは無くなりました。

何事も過去との比較にとらわれて「今」を見失わないことを教えてくれます。



超おすすめです

まだまだいいこと書かれているこの本は、読んでおいて損はない一冊です。投資におけるテクニカルな内容ではなく、ビジネス世界に役立つ内容がたくさん描かれています。一流の投資家ってやっぱすごいです。是非読んでみてください。


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