ワークブーツやバイカーブーツ好きな人でも「安藤製靴」の存在を知らない人は多いと思います。

僕が知ったのは、4年程前だろうか。REDWINGやDannerといった王道のブーツを所持している中で、「何か違うブーツが欲しい」という時期がありました。

そんなときに、本屋でブーツ雑誌を見ているときに知ったのが、「安藤製靴」でした。

いかにも日本らしい質実剛健な名前と、パッと見で ”かっこいい” と感じたインパクトがありました。

その雑誌に載っていたモデルが「JEREMY」と「OR-6」です。



JEREMY(ジェレミー)

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安藤製靴の看板モデルがJEREMY(ジェレミー)になります。

マイナーチェンジを続け、2019年現在は6代目となる「JEREMY 6th」が展開されています。



OR-6(オーアール6)

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プレーントゥの6インチブーツであるOR-6(オーアール6)。

品質、製法共に本格派のブーツですが、安藤製靴の中でも、タウンユース向けな仕上がりです。

OR-6を雑誌で見たとき、このシンプルなプレーントゥでありながらもワーク感を放っている雰囲気に一瞬で惹かれたのを覚えています。

そしてすぐさまお店を調べ、安藤製靴ではじめて手に入れたモデルでもあるんです。



安藤製靴とは

僕的に説明するなら下記3つです。

・知る人ぞ知るワーク、アウトドア、バイカーブーツを展開

・ホーウィン社のクロムエクセルレザー(ALDENにも使われる希少レザー)を使用するなど、圧倒的にクオリティの高いブーツを生み出している

・日本が誇る名ブーツブランド

まさに「ブランド価値」の高い日本製ブーツブランドといえます。

そのうえ、価格は良心的なのがすごい。



どこで買えるか

公式サイトからの通販と、錦糸町にあるORIGINという自社店舗のみでしか買えません。

大量生産できるブランドではないため、セレクトショップなどでは取り扱われていないのです。

しかも、お店の営業日は

火・木・土の15:00~18:00

というストロングスタイル!



お店に行けばどれだけ人気かがわかる

僕は、安藤製靴のブーツを2足持っているので、何度かお店に行っていますが、お客さんが次から次へと来店している印象でした。

そして、すごいなーと感じたのが、来店された方ほとんどが試着をして購入していくことです。

来店したひとが次から次へと目の前で数万円するブーツを買っていく様(さま)は、ある意味異様な光景でもあります...。

ファンを魅了し続ける「ブランド」であることが、お店に行けば一目瞭然です。



修理も可能

実際に購入するとわかりますが、購入者の情報(名前、購入モデル、購入時期)をお店側で控えられているので、修理依頼も柔軟に対応して頂けます。

僕も一度修理に出したことがあります。

OR-6のかかと部分のステッチが解れてきたので、まず電話で相談したところ、解れた理由や今後気を付けた方がいいことなど、ためになる会話を親切にして頂いたのを記憶しています。

一度買ったら終わりではなく、買った後も繋がりを持ち続けられる「ブランド価値」には、心揺さぶられるものがあります。

大量生産、大量消費の時代において安藤製靴は、これからもずっと生き続けてほしいブランドの一つです。

今度は、だいぶ履き込んだ状態のOR-6をご紹介したいと思います。