みなさん、有名スポーツブランドのスポーツウェアって基本的にダサいと思いませんか?おしゃれとは程遠い存在なのが、世の中のスポーツウェア。

普段から身だしなみやファッションに「意識」を向けている人であれば、ランニングやジムなどでスポーツを楽しむ時だっておしゃれしたいもの。僕はまさにそうだ。

私服はもちろん、スポーツウェアだって「ファッション」として、多少コストかけてでも「こだわり」を持ちたい。

でも、スポーツ量販店に行くと、並んでいるウェアがどれもかっこよくない.....。

スポーツメーカーの出すアイテムどれをとっても、蛍光色にテッカテカの化繊丸出しの生地感で「ユニフォーム臭」がすごい。部活動で学校で決められた運動着を着せられるような、選択肢がそもそも無いのであれば異論はない。

大人になり、選択肢の自由があるにも関わらず、その選択肢の中に「カッコイイもの」が無いがために、泣く泣くダサいウェアを買わなければならないなんて悲し過ぎる。

よく、「格好から入る」なんて人もいると思うが、何らおかしなことではない。まさに僕がこの手のタイプなわけだが、その競技のウェアがダサかったら本当に手を出さない。ウェアがダサいことでそのスポーツの盛り上がりに対して機会損失を与えていることも事実としてあると思う

そんな僕たちは、量販店などに陳列されている、どこにでもあるような量産型アイテムには全くそそられないのである。それらにファッションとしての「価値」が感じられないのです。

ここには大きな市場価値があると思います。わかりやすい例で言うと、ゴルフとかランニングの女性ウェアがかわいくなったことで、女性層を取り込め、結果的に競技人口が増えたというのは好例ではないか。

そんな中、こういうの待ってました!的な「ファッション性の高いブランド」がちらほらと登場してきており、ファッションブランド的な観点から僕は大注目しています。

ベースは、ランニングやトレランであるが、ファッション性を兼ね備えた「シーンを選ばないアクティビティウェア」といったアイテムを展開している。

これらを僕は、「機能服」と呼び、まだまだ市場規模は小さいが、このアクティビティを背景に持ったブランドたちでつくられる機能服シーンはこれから注目されるファッションシーンになるのではないかと思っている。

量産型とは一線を画すファッションです。

この記事の中では、上述したシーンの筆頭ブランド3つをピックアップします。まだまだアングラ的存在ながら、スポーツ×おしゃれを体現してくれるブランドたちです。

その1
Mountain Martial Arts(マウンテンマーシャルアール)
通称MMA。トレラン界のおしゃれウェア筆頭ブランドであり、デニムのランパンや、ペンドルトンとのコラボなどまさに「シーンを選ばない」洋服を展開している。

その2
HungerKnockOriginals(ハンガーノックオリジナルス)
Tsubatanと名付けられたその名の通り、ツバが短く設定されたキャップが毎回即完売の人気を誇るカリスマ的ブランド。取扱い店舗も少なく、熱狂的なファンを獲得。

その3
FRANK&MORRIS(フランクアンドモリス)

ランニングウェアに「ゆるさ」を取り入れた変化球ブランド。ビンテージっぽい生地やデザインを落とし込んだセンスを感じるアイテムを展開。

これらはスポーツウェアであり、ファッションとしても楽しめる機能服ブランドです。この3ブランドはまず押さえておきたいブランドです。

全て国内のブランドで、既存のスポーツメーカーが出す量産型にはない、ファッションとしての「価値」を放っている。

まだまだこのシーンで注目すべきブランドはありますので、これからもこのブログでピックアップしていきたいと思います。