ヒト、モノ、サービスすべてにおいて重要なことは、”信頼される”ということ。

何もかもから信頼されなくなる、これはとても恐ろしいことです。

無いよりはあった方がいい、というよりも、信頼を積み上げること、広げることこそが人生を豊かにしていくといってもいいような気がします。

では、どうしたら信頼は集められるのか?

その答えが、「Google AdSense マネタイズの教科書」という本に書いてありました。

先にこの本がどういう本かお伝えしますと、サイト運営に関するノウハウ本です。

タイトル通り、サイト収益化に繋がるノウハウが詰まった非常に有益な本です。個人でブログなどを運営している人含め、WEB関係の仕事をしている人も読む価値があると思います。



僕自身WEB業界で働いてはいますが、人を集めたり、ものやサービスを売ったり、価値を提供するという行為自体は、どの業界も同じだと思います。

人が集まるのも、ものを売るのも、結局は”信頼”が大切であることには間違いありません。

話しを本題に戻しますが、信頼を集められる、それは

「正論だけ言う」よりも、「悩みや疑問に共感してくれる人」

です。

人をものやサービスに置き換えてもいいです。

本にはこのように書かれていました。

信頼は「正論だけ言う」よりも、「悩みや疑問に共感してくれる人」に集まる傾向があります。正しい情報や詳しい情報を発信しているだけで生まれるわけではありません。これは二次情報だけのサイトに訴求力がないことと重なります。自ら一次情報を集める意味は情報の信憑性を高めるだけではなく、経験者しか気づかない疑問や悩みの視点を提供できることにあります。

(この本は、WEB業界と関係ない人にとっては読んでもほぼタメにならない内容ですが、上述の一文は、人間関係含めた、これからの社会でとても大事な要素だと強く感じました)



正論だけどなんか好きになれない

会社でも友達でも商品でも何でもそうですが、「正論だけを言う」「正しいだけ」という人やものを好きになることって、実は少ないような気がします。

「あの人は頭が良くて優秀だと思うけど、好きになれない」

「論理的にも数学的にも正しいけど、ワクワクしない」

こういったことってよくあることではないでしょうか。

そう捉えてしまう理由は、「悩みや疑問に共感してくれる」部分が無いからだと思うわけですね。

これは僕自身ですが、評論家やななめ上からポジショントークだけをする人が好きになれない理由がこれだ、とすごく腹落ちしました。

ただ一方的に正論を振りかざされたところで信頼は集まりません。



潜在的な欲求のスイッチ”ON”にもつながる

マーケティング用語で「インサイト」という言葉があります。

消費者の行動や思惑、それらの背景にある意識構造を見ぬいたことによって得られる「購買意欲の核心やツボ」のことを指すのですが、一方的な正論だけではインサイトというスイッチは押せないと思うわけです。

「悩みや疑問に共感してくれる」からこそ、欲求のスイッチが押されるのではないでしょうか。

洋服を買うときでいえば、「糸があれで」「生地がこうで」「つまり生産背景が」というような、売る側の一方的な都合(正論)を並べられたところで、そんなに心には響かなくなっています。

それよりも、この洋服を着ることによって「こんな暖かさで寒さから解放してくれる」「自分を引き立たせてくれる」「気分を上げてくれる」といった、洋服によって楽しく、豊かにしてくれる視点で寄り添ってくれるから欲求のスイッチが押され、結果買うのです。

売る側の一方的な正論だけでは、買う意味が見い出せない流れは、より強くなっていきそうです。

まさに、商売も人間関係も

信頼は「正論だけ言う」よりも、「悩みや疑問に共感してくれる人」に集まる

これに尽きると言えます。

世の中で「信頼されている人」「信頼されているもの・サービス」を冷静に俯瞰してみてみると、「悩みや疑問に共感してくれる」ことが、必ず存在しているように思います。