連日の真夏日で思うことは、細身のファッションスタイルは「無し」であるということ。トップス、パンツともにちょいゆるめのカジュアルスタイルの方が快適に過ごせることは間違いありません。

大人になるにつれパンツは細くなり、ストリートを代表とするゆったりスタイルからきれい目な服装へ流れるのが一般的です。

僕も一時期この「なんとなくの流れ」に乗りかけましたが、30歳を超えた今は逆にカジュアルな服装へ改めてシフトしています。

その理由は、大きく2つあります。


1.洋服に”快適さ”を求めるようになった

僕は、太っているわけではありませんが、体を鍛えるのが好きなので、標準体型よりもやや筋肉質な体型です。

そういったこともあってか、タイトなシルエットの洋服は窮屈でなりません。特にヨーロッパ的なブランドの服・着こなしは正直疲れます。

いくらストレッチが効いている生地とはいえ、肌への接触感があるためなじめない。

あと、元々はアメカジが好きなのですが、昔ながらの厚手の生地やジャストサイズのパターンが多いため、最近は避けるようになりました。

いつまでも昔の伝統的なものづくりを踏襲するスタイルもいいのですが、サイズ感や機能性は現代版にアップデートされていくことを望みます。

生地感的な”着心地”ではなく、シルエットやパータンや機能性による”快適さ”がファッションへ求める大きな価値へと移り変わっています。


2.きれい目よりカジュアルの方がファッションを楽しめる

根本的にカジュアルファッションの方が、個性を出せて楽しめるもの。Tシャツやシャツでも、プリントや柄、パターンなどでいかようにも楽しめるところが醍醐味です。

大人なんだから年相応の格好をしなければならない....というような昭和的な発想をしている時点でファッションをわかっていないダサい視点ではないでしょうか。

日本における「ファッション文化」は、歴史を辿っても、ここ30~40年ほどの歴史でしかないので、変な言い伝えみたいなものは無視しましょう。

個人的な偏見も込みで言いますが、、ヨーロッパ的な服装をしている人を見て「おしゃれ」「かっこいい」と思うことがありません.....。

どうしても”制服”的な服装ととらえてしまいます。


”かっこいい”とか”おしゃれ”とか”センスを感じる”というのは、遊び・抜け感といった雰囲気から感じるものではないだろうか。

だから僕は、おっさんになっても”ちょうどいい”カジュアルファッションをとことん楽しんでいこうと思う。